保険の見直しや住宅ローンの借換え、繰上げ返済などでも支出を大きく減らすことは可能です。わざわざライフプランをつくらなくてもいいじゃないか?と思うこともありますが、支出がどれだけ減れば安心して暮らせるのかはわからないのです。
下のグラフは毎年の収入・支出のグラフと貯蓄残高のグラフです。
図上:毎年の収入(赤線)と支出(棒グラフ)のグラフ
図下:毎年の貯蓄額の推移グラフ
50代中盤と60代後半から貯蓄がマイナスになっていることがわかります。
これを改善するために、保険の見直し、住宅ローンの繰上げ返済、奥様の収入の改善、低リスクの資産運用の開始を合わせて行なった結果が下のグラフです。
ライフプランを見ていただくことでどれだけ改善されたか、その改善で豊かな暮らしを実現できるかが一目でわかっていただけます。
もし、ライフプランなしでそれぞれの対策を進めていると「どれだけ削減すればいいのか?」「どれだけがんばればいいのか」がまったくわからなくなってしまいます。
その結果として、無理な節約や必要以上にリスクの高い運用を行なってしまうかもしれません。最後には食費まで我慢してしまうなんてこともあるのです。
今の生活も老後の生活も安心して豊かに暮らしていくために、ライフプランを大きな役目を果たすのです。
まさにライフプランは「家計の羅針盤」なのです。
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